薬効のある物質を発見してから、いよいよ薬を創るのか・・・というのはまだ早い話です。
その物質が実際に薬効を含んでいるかどうかを確かめるために動物を使って実験を行ないます。
実験の対象となるのは主にラットやサルなどです。
実験の内容としては、
●動物によって薬効に違いがでるのか
●どの量まで服用が可能なのか
●動物によって毒性がでるのか
●服用の仕方(注入・経口)により薬効が違いが出るのか
など厳密な実験を行ないます。
またここでも大変な時間がかかります。
こうした段階を経た後に、ついにヒトを対象とした実験に入るのです。