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管理人: 2009年10月アーカイブ

治験情報局ブログ管理者様

投稿者:匿名希望

昨年12月にJCVNの紹介で,埼玉県越谷市の愛和クリニックに行ってきたので
報告します。

いろいろと驚くことがあったので,今まで私が参加した中で,最も管理が
厳しかった,神奈川県相模原市の北里大学病院などと比較します。

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1. 自分自身で鍵をかけられるロッカーがない。

これには本当に困りました。
中野区のかいゆう診療所でも個人用のロッカーは提供されます。
実際昨年は盗難も発生したようで,ルーズな管理が気になりました。

(1部屋あたりの収容者も多いのです。北里大学病院は1部屋4人。対して
愛和クリニックは,1部屋最大20人(今回は16人)。そういう点でもロッカーが
使えないのは気になりました。)

2. 入れ墨をしている参加者がいた。

これは最終日に気付いたのですが,入れ墨をしている参加者がいました。
(肩にしっかりした入れ墨がありました。)
多分,愛和クリニックでは,入れ墨に関しては問題ないと判断しているの
でしょう。
彼はリピーターのようでした。

3. 病院施設外に出た瞬間に喫煙している参加者がいた。

実際に喫煙の現場を見たわけではないのですが,愛和クリニックには車で
行くことができるので,「帰り支度」ということで車に行って戻って来た際,
強烈にタバコの臭いをさせていました。

(北里大学病院なら事前検診の尿検査で確実に落ちます。)

4. 治験内容の説明中,まったく説明を聞かずに,携帯電話を見続けている
者,漫画を読み続けている者がいた。

普通の倍率の高い治験であれば,真っ先に振るい落とされるであろう彼らも
しっかり参加していました。
倍率は確か1.2倍程度だったと思います。

5. 血圧が低すぎる場合,時間をずらして再計測していた。

最低血圧が60を下回っているような場合,ちょっと時間をおいてから,
(記録時間を修正したうえで,)再度計測をしていました。

さらに37℃以上の熱が出ている場合でも,「大丈夫,平熱の範囲内」という
ことで,脱落を強制されることはありませんでした。

しかしそれでも,治験中に風邪(インフルエンザ?)は蔓延し,第II期では
風邪で3人が脱落しました。

6. 飲み水の持込みが許可されていた。

入院中,麦茶は用意されているのですが,水が飲みたい参加者は自分で
水を用意してくるように,ということで,水の持込みが許可されていました。

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はっきり言って,事前検診の時から,「大丈夫かここは」と思っていた
のですが(先日民事再生法の適用を申請した桜会病院の事前検診参加者も,
「この人大丈夫か」と思わせる人が多かったのですが),予想にたがわず,
「参加者と施設のレベルは一致する」という重要な教訓を学ぶことができた
体験でした。

田舎にあって駐車スペースが広いので,車で行けるのは便利なのですが。

以上,愛和クリニックとJCVNについての報告でした。

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