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2008年5月13日アーカイブ

先日、CuRVAの新しくリニューアルされたホームページを見ました。
トップページに「治験とは?」というムービーがあります。
これを見れば治験について一通り理解できるみたいです。
試しに見てみることにしました。
学生風の男女の会話で構成されており時間は3分程の短いものです。
 
男女の二人が治験参加意義の会話をしていると、
女性の方が「治験を受けるメリットって他に何かあるの?」と聞いています。
男性の方は、「負担軽減費という形でお金がもらえるんだ。」と言っております。
女性の方は、「それは魅力的ね。」と答えております。
 
上記の様に治験を受けるメリットのくだりで負担軽減費=お金が貰えることをメリットの一つに上げています。
確かに治験協力で負担軽減費<お金>という考えがあるもの事実です。
でもこれは一部の医学ボランティアなどの個人単位で考えるレベルです。
治験業界に従事されている方でしたら誰でも変に思われるのでしょうし、
ましては企業レベルで治験協力=負担軽減費=お金が貰えるをメリットとして上げている所は珍しいです。
通常の企業レベルでしたら「将来のお薬を創るためのお手伝い」または「社会貢献」とするか、
または負担軽減費メリットしてあげたいのであれば補足として「通院や検査のための時間的拘束や日常生活上の
制約などに対しては協力費や負担軽減費が支払われるので治験に参加されることによる経済的な負担はありません。」
とするべきです。
それを平然と負担軽減費=お金と表現してを治験を受けるメリットとして挙げるあたりは、まるでアルバイトの募集
です。
 
金額は直接表記していないとはいえ、「負担軽減費=お金」を貰えることを全面的に押し出して
「治験とは?」と説明しているあたりがCuRVAという業者の質が伺えますね。
これも一種の金銭誘導と判断せざるを得ないのではないでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
皆さんも一度見てみてください。
 
 
<管理人からの一言>
現実的に被験者さんの間では、治験=アルバイトのイメージを持たれている方は少なくないと思います。
しかし、治験≠アルバイトを定着させるのが治験業界に関わる者の努めではないでしょうか。
そうすることによって質の向上や治験業界全体の底上げに繋がるのではないでしょうか。
やはり治験に関わる全ての者がどういう意識を持って取り組むかの姿勢が重要だと思います。
 

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